Home Noname

Noname

美しい山並みと田畑が広がる北海道旭川市西神楽の地でカフェ「NO NAME」を営む武田彩さん。国道沿いの小さなブルーの小屋では絶品アイスキャンデーやフライドポテト、ホットドッグ、そしてリップルズのラテが楽しめます。フリーランスでウェディングプランナーとしても活躍する武田さんにカフェオープンの経緯からリップルズ導入のきっかけ、集客方法、今後の可能性などを伺いました。

—NONAMEについて、オープンの経緯、コンセプトなどを教えてください。

2021年の6月からキッチンカーでのカフェ営業をスタートしました。場所は私の地元で、北海道旭川市の西神楽という田舎町で自然しかない場所です。お店はアップルパイ屋さんしかなくて、カフェをやってくれる人がいたらいいねと父と話している中で、「じゃあ私がやってみる!」という流れに。 それまで10年ほどブライダル業界で働いていたのですが、カフェ経営にも憧れて衛生管理者の資格を取得していたこともきっかけになりました。早速キッチンカーを借りて、実家で飼っているフレンチブルドッグをモチーフにしたロゴマークをつくりました。 あえて名前を持たない「NO NAME」という店名にしたのは、話題になるかなという思いと、名もないキッチンカーではじめたこと、名前で商材を限定しない方がいろんなことができる可能性がありそうなことなどが重なったからです。

—メニューについて教えてください。

最初はコーヒーと「アイスタッシュ」というアイスキャンデーの販売からスタートしました。アイスタッシュは札幌市にあるHOTBOWL skate parkのオリジナルブランドでヨーグルトと牛乳を使用した見た目がとても可愛いいわゆる「映えアイス」です。 オープンして1ヶ月でキッチンカーを返却しないといけなくなり、その後たまたま小屋を譲ってもらい営業することになりました。北海道産のじゃがいもを使ったフライドポテトを販売し、今年の6月からは北海道産小麦キタノカオリと無添加バターを使用したホットドックを販売しています。

—メニュー開発をはじめ、外装、誘客施策など、店舗を運営するにあたり戦略的に考えられたことがあれば教えてください。

戦略的、というほどではないのですが、店をオープンしてから、今の若い子たちは何に惹かれて足を運んでくれているのかなと悩んでいたところ、「アイススタッシュのビジュアルが可愛くて、Instagramで見た。」というお客様が多かったんです。やっぱり見た目の可愛さやSNS映えが大切なんだなと思い、小屋にフォトスポット用の可愛いイラストを描いたり、思わず写真を撮りたくなるような仕掛けを作りました。 この土地が「市街化調整区域」といって本当は商業ができない場所なのですが、地元の食材を使うなど地域活性化につながるようなことであれば許可が下りることが分かり、地元の食材を使ったフライドポテトやホットドッグメニューを提供することにしました。 国道沿いにあるので、観光客の方に旭川の食の魅力が伝えたいという思いと、地元の飲食店の方々とネットワークを広げて仲間を増やしていくことで、旭川を盛り上げる力になりたいと思っています。

—リップルズの導入の経緯について教えてください。

旭川の観光時期のピークは6〜8月なのですが、秋以降、どうやって集客をしようかと考えていた時にインスタグラムでリップルズを見つけたんです。「これは北海道でまだ導入している店は少ないはず!」と、すぐにご連絡させていただきました。 小さいお店なので、本格的なエスプレッソマシーンを入れるのはスペース的にもコスト的にも難しかったですし、ラテアートへの憧れはあったけど技術はないし、というところで本当に感激でした。他にもドリンクやスイーツをシーリングする「缶シーリングマシン」の導入も検討していたのですが、リップルズの方がサービスとして幅広く展開できそうなことが魅力でした。ボタン一つでこんな簡単にラテアートが楽しめるなんてすごく画期的ですよね。

-リップルメーカーの現在の活用法は?

ラテをご注文いただいた方に、プラス100円でお店のロゴか、お好きな写真をプリントしています。これは予想外だったのですが、フレンチブルドッグをキャラクターにすることで犬好きの方やフレンチブルドッグを飼っている方がめちゃくちゃ来てくださるようになったんです。フレンチブルを一緒に連れて来て、ラテアートと一緒に撮影するという光景が日常になりました(笑)。口コミとかコミュニティってすごいなって。 最近では、「オタ活」の方も増えて、アニメのキャラクター人形やBTSなど韓国のアイドル人形を持って来て、ラテアートにプリントしたイラストや写真とともに撮影するという光景も見られます。

-お客様のご意見も含めて、リップルズの評価を教えてください。

犬好きの方や「オタ活」の方はもちろん、「インスタグラム」で見たリップルズのラテアートを目当てに来てくださるお客様が本当に増えました。「こんなの東京にしかないと思ってた!」なんて声もいただきますし、女性の方を中心に大きな反響がありますね。あと、雨の日はラテアートを無料にしていて、それも雨の日集客につながるので助かっています。

-リップルズに今後期待すること、可能性は?

フリーランスとして前職でやっていたウェディングプランナーの仕事を再開したので、そこでもリップルズが活用できそうだなと考えています。ウェルカムドリンクにお二人の顔写真やイラスト、メッセージを入れたり、プチギフトにプリントしたりといろいろアイデアが湧きます。結婚式は特にそうなのですが、「他の人がやっていないこと」「新しいこと」というのはすごく喜ばれますし、求められているんですね。そういった意味でもリップルズの効果、可能性の大きさを感じています。 また、お店の近くにドッグランをオープンしました。コロナ禍でペットを飼う方が増えたこともあって、お店にも犬連れの方が半分以上いらっしゃるんです。今後犬連れの方がもっと増えてくれたらリップルズの需要も増えると思うので楽しみです。
Turn Every Drink
Into a Touchpoint
The Ripple Maker transforms your menu into a marketing
opportunity. With high-resolution, plant-based drink prints and a customizable content.
Contact Us

Related blogs

Ido Kobelkowsky • June 23, 2025

Photo tips for best viral posts

Photo tips for best viral posts
Stephanie • April 16, 2025

How to Build a More Sustainable Coffee Shop in 2025: 7 Practical Steps

For Gen Z and the growing number of environmentally conscious consumers, it’s a requirement and they choose brands that match their values. Ethical sourcing, zero-waste practices, carbon-conscious operations, and real transparency are non-negotiables. Here’s how to set achievable sustainability goals that make a real difference to your customers, your bottom line, and the planet.
Netflix Bites Mindflayer cocktail
Stephanie • April 8, 2025

ALCOHOLIC DRINK TRENDS: GET INSPIRED BY THE COCKTAILS AT NETFLIX BITES

At Netflix Bites in Las Vegas, the cocktails are more than just cocktails. This themed restaurant within the MGM Grand has been curated to immerse guests into the world of their favorite Netflix Shows, and the cocktails are part of that story, designed to tap into the drama and the narrative of the shows that
Level up
with Ripples
Whether you’re scaling up or just starting out, see how cafes and bakeries use the Ripple
Maker coffee printer to attract crowds, stay ahead of trends, and grow their brand.
Le Café V
Create a priceless experience for the price of a coffee.
Read Story
Anniversaire Café – Tokyo, Japan
Serving 600 cups a day! Anniversaire Café, found in the Omotesando neighborhood in Central Tokyo, has used and loved the Ripples Platform since November 2020. The café collaborates with high-end brands (showcasing their partnership with unique Ripples prints) to increase sales and to get more customers, especially from among the younger generation. We interviewed café ... Read more
Read Story
Birdhouse Wingerie & Bar
birdhouse wingerie
Birdhouse Wingerie and Bar uses Ripples to enhance their vibe and create an amazing personalized experience.
Read Story
Coffee Couture at Paris Fashion Week
The Plaza Athénée Hotel in Paris has long been a synonym for Parisian luxury and style. Vogue best described it by saying that “25 Avenue Montaigne has been Paris’ most chic address since The Plaza Athénée opened its doors in 1913.” The hotel’s bond with French haute couture brand Dior dates back to the premiere of the fashion house’s inaugural ... Read more
Read Story
The Momentum by Porsche
The Momentum by Porsche is a high-end bistro that opened in 2014 in Tokyo, Japan. Porsche’s first official restaurant added the Ripple Maker to their luxury concept restaurant in the Spring of 2021. We spoke with Manager Shunsuke Yoshizuru. Please tell us about “The Momentum by Porsche” restaurant. Mr. Shunsuke Yoshizuru (hereinafter referred to as ... Read more
Read Story
Elma Hotel
Elma Hotelform a distance
In the enchanting world of Elma Hotel, where art, culture, and luxury converge, Ripples technology plays a pivotal role in crafting a truly unforgettable guest experience, leaving an indelible mark on the hearts and taste buds of all who enter its doors.
Read Story
Meet Café Georgetown
Café Georgetown combines unique design with customized coffee
Read Story
Nautilus
Offering exquisite French cuisine mindful of the smallest details, Nautilus’s two Tokyo locations are a favorite destination for special occasions like birthdays, anniversaries, or afternoon tea. This amazing aquarium restaurant feels like a luxury cruise liner – featuring marble accents, more than 1500 fish, and of course, drinks topped with Ripples prints. We spoke to ... Read more
Read Story
Dante Kitchen & Bar
Building on a storied history In 2015, Nathalie Hudson and her husband Linden Pride took over Caffe Dante, a much-loved 100-year-old neighborhood institution in New York City’s Greenwich Village. Under their leadership Dante has grown to be a trendsetting brand known for its personalized service, elegant details, and innovation. They’ve added locations in the West ... Read more
Read Story
丸山珈琲
代表の丸山健太郎氏自ら生産地に赴き、高品質の豆を買い付けてこだわりのコーヒーを提供し続けているスペシャルティコーヒー専門店「丸山珈琲」。今年11月、ベートーヴェン生誕250周年記念のイベントの一環で開催された「期間限定ベートーヴェンカフェ」にて当社のリップルメーカーを導入いただきました。ベートーヴェンの似顔絵とともにイベント名や丸山珈琲ロゴがプリントされた可愛らしいカプチーノを喫茶で提供されました。 コーヒーのカルチャーに、もっとクリエイティビティや遊び心を 「スペシャル・ブレンドをたくさんの人に飲んでもらうためにはどうすればいいかと悩んでいたところ、スタッフがリップルズを見つけてきて僕に勧めてくれたのが導入のきっかけです。ドリンクの付加価値としてお客様に楽しんでいただける、そういった技術があることを知ってとてもワクワクしましたね」 丸山珈琲はこれまで音楽以外にも絵画や写真とのコラボレーションなど、ユニークなイベントを企画してきました。それは、コーヒーの魅力やカルチャーを広げたいという思いはもちろん、スタッフにクリエイティビティを発揮する機会を与えたいという思いがあったといいます。 「リップルズは我々のクリエイティビティや遊び心を感じてもらえる施策として非常に有効だと感じましたね。それはコーヒーの品質に自信があるからとも言えます。私はリップルズはラテアートの延長線上にある感覚なのですが、昔ラテアートが流行った時はみんながコーヒーの味というよりも見た目に飛びつきましたよね。でも今はコーヒーの質が格段に上がりましたし、ラテアートのレベルも上がっています。基礎がしっかりしていることでエクストラサービスも際立つのです」 フォトジェニックになることで、ブランディング&プロモーション効果を実感 「リップルズが可愛いから期間内に飲みたかった」と軽井沢本店の来客も増加。「こんなのはじめてみた!」「絵柄がきれい!」と来場者の反応がとても良かったとのお声もいただきました。パンケーキやアイスクリームに比べてフォトジェニックではなかったコーヒーが、リップルズを取り入れることでスマートフォンを向けられる存在に。イベント名と丸山珈琲ロゴ入りのリップルズがSNSで拡散されたことで、ブランディング&プロモーション効果も実感していただけました。 そして、コーヒー豆の生産者の顔をプリントしては?というユニークなアイデアも。 「このコーヒー豆はブラジルのフェルナンデスさんが作ったものですよ、というメッセージになる。コーヒー豆がどこでどんな人が作っているのを想像しながら飲んでもらえるのはとても嬉しいことです。QRコードも面白いかもしれません」 今までの価値観やサービスを見直し、コロナ禍を乗り切る 「コーヒーは人の気持ちを明るくするもの。ほっと一息つきたいときにおいしいラテやカプチーノに思わず笑顔が漏れるようなメッセージやイラストが目の前に現れるというのはとても素敵なこと。どんな絵柄にしようかとアイデアを考えるのも楽しいですよ。 コロナ禍において、飲食店は今までの価値観やサービスを提供するだけでは立ち行かなくなったことは明らかです。僕は業界全体を盛り上げていきたいと思っています。さまざまなアイデアを出し合ってクリエイティビティを発揮できるような機会やコラボレーション企画を発信したいと思っています」
Read Story